インデックス投資の出口戦略!買い時よりも難しい売り時!

 

 

初心者にはインデックス投資がオススメ!

初心者の資産運用について少し調べてみると

色々なところでこのことが書かれています。

 

インデックス投資とは

インデックス(世界の景気や経済など市場全体の動きを示す指標、指数)と同じ動きをすることを目指して運用する投資方法です。

どの指数に連動するファンド かによって運用成績が大きくかわってくるのため市場選びが重要になってきます。

 

インデックス投資の注意点!

 評価損益がマイナスになると買い続けることに不安になるかもしれません。しかし、基準価額が上がる時も下がる時も淡々と買い続けることで市場の平均点を取るのがインデックス投資の優れている所であるため基準価額が非常に下がった時でも買う事をやめることは決してしてはいけません。

 

 ファンド選びは

     ☑︎信託報酬は低い

     ☑︎購入手数料はできれば無料

     ☑︎純資産総額は30億円以上

     ☑︎信託期間は無期限

     ☑︎再投資型

 これらをを満たすものを選び

 余計なことを考えずドルコスト平均法

 コツコツと積立さえすれば

 プロが運用してくれるので

 インデックス投資はやはり

 初心者におすすめと言えるでしょう。

 

ドルコスト平均法

価格変動のある金融商品の投資手法の一つで定額購入法ともいう。株式や投資信託などの金融商品を常に一定の金額でかつ時間を分散して定期的に買い続ける方法。この方法を使えば価格が低いときの購入量は多くなり高いときの購入量は少なくなる。

 

 

 
ただインデックス投資って最終的にどうするの?
 

 

 
預金より利率が良くて効率良く資産が増えることはわかったけど最後はどうすればいいの?
 

 

 

などちょっと疑問に感じたことについて

書いていきたいと思います!

 

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インデックス投資の出口戦略

 

インデックス投資
出口戦略は大きく分けて
3つあるよ!
 
 

 

 

 ① 定期的に分散して売却

 

☑︎定期的に分散して売却 

 

 

!POINT!

・リスクを避けるため一度にまとめて売らない

 

 

 ② リバランスとして部分的に売却

 

☑︎ 短期的な値上がりがある場合

まとめて売却せずにリバランスとして

部分的に売却

 

 

リバランス

☑︎金融商品ポートフォリオが相場変動などにより変化した資産配分比率を見直し、最初と同じ比率に修正すること。

☑︎投資信託の価格は日々変動するためポートフォリオを維持するためには定期的なメンテナンスが必要。

☑︎値上がりした資産、銘柄を売却する方法と値下がりした資産、銘柄を買い増しする方法がある。

 

ポートフォリオ

☑︎現金、預金、株式、債券、不動産、投資信託など投資家が保有する金融商品の一覧やその組み合わせの内容のこと。

 

 

 ③ 必要な分を必要な時に売却

 

☑︎ライフスタイルの変化により現金が必要になるタイミングで売却

☑︎住宅の購入、子供の養育費など

 

!POINT!

・暴落時にはできるだけ売却しない

・暴落時に耐えうるだけの現金も用意しておく

 

もちろんココだ!と

売却すべきタイミングがわかる方は

一括で売却するといいとは思うのですが

そうではない方の長期投資の売却方法としては

一括売却は推奨されていないと思いますので

ここでは省かせて頂きます。

 

 

 
分割で売却ってどうゆうこと?
 

 

 
実際どうやって分割すればいいの?
 

 

 

分割売却がいいとされている理由は?

 

 ① 売却のタイミングの見極めが難しいため

投資信託に限らず価格が変動する金融商品

売却する最善のタイミングを見極めるのは

なかなか難しいものです。

そのため時間分散をすることで少しでもリスク

を軽減するのがいいとなっています。

 

 ② 資産寿命を伸ばしていくため

まとめて売却し現金や預金にしてしまうと

資産の運用ができず取り崩すごとに

どんどん減る一方ですが、

残った資産を運用しながら取り崩していけば

運用は継続されるので資産の減少が抑えられ

資産寿命を延ばすことができます。

 

 ③ 価格変動のリスクを下げるため

時間分散することで価格変動の平均化をし安値売りになるリスクを避けるため

 

 

3つの分割売却方法

 ① 定率売却法 (保有残高の〇%ずつ)

☑︎ 保有残高の〇%ずつなど毎月一定比率で売却する方法です。

 

メリット

☑︎ 基準価額が下がれば換金額も減るので資産寿命を延ばすことができる

 

デメリット

☑︎ 毎月の換金額が換金時の基準価額によって変動する
☑︎ 取り崩しに伴って毎月の受け取り金額も減っていく

 

 ② 定額売却法 (毎月○円ずつ)

☑︎ 毎月〇円ずつなど毎月一定額を売却する方法です。

 

メリット

☑︎ 受け取れる金額が決まってるので計画的にお金を使うことができる

 

デメリット

☑︎ 基準価額が下がるときには多くの口数を解約することになる

☑︎ 基準価額が大きく下がると保有口数が大きく減り、資産寿命が短くなる

 

 

 ③ 定口数売却法(保有資産の○口ずつ)

☑︎ 保有残高の〇口相当額など毎月一定口数を売却する方法です。

 

メリット

☑︎ 基準価額が下がったときでも多くの口数を減らすことにならない

☑︎ 期間を指定するので取崩しの期間が明確である

 

デメリット

☑︎ 毎月の受け取り金額が変動する

 

 

定期的に売却、換金できる金融機関もあるので

一度手続きしておけば毎月の手続きなしで済むので便利です。

 

 

 

まとめ

 

株式投資といえば価値が下がった時に購入、

価値が上がったら売却!

これをすれば必ず利益が出るわけですよね。

でもこれはどちらかというと短期投資の手法と

なり投資というより投機となります。

そもそもこのことが頭にあると長期投資って

最終的にどうしたらいいのかという考えになる

わけですね(^^)

インデックス投資における最終的にどうすか、

出口戦略がわからないのに

お金を掛けていくのは誰でもなかなかできない

と思います。

これを読んでいただいて少しでも出口が見えれ

ば幸いです。